[自転車] さようならランス、ありがとうランス。

ツール・ド・フランス最終ステージ。

私はランスに対しては好き嫌いとかそういう感情はあまり持ったことはありませんでした。

ケイデンスは見るたび「すごい〜」と思ったくち。

この日、「ランスってこんなにいい顔してたかなぁ?」って思いました。

なんかかっこよく見えるのだ。いい顔してた。

ゴール後はもっといい顔してた。

なんていうか、


呪縛から解き放たれたというか。


彼はいつも涼しい顔していたけど、きっとそのプレッシャーは相当なものだったと思う。

本来ならこのようなタイプの選手は好きではないんですが、嫌いになれない理由も。

常にブーイングの対象で、ランスが

「ドペ(ドーピングの意)と言われるたびにお金をもらっていたら僕は億万長者だよ」

っていっていたのね。それを聞いてから彼を嫌いにはなれなかった。

正直今回のディスカバの戦略には好感はまったく持てないけど、それは監督だと思うし。


私が忘れられないランスは、やはり、観客のサコッシュが引っかかって落車して、そこから突然スイッチが入ったように鬼ケイデンスで山を登っていたとき。そのまま優勝しちゃうんだよね。あれは名シーン。

あと、超個人的にはいつかのツール・ド・フランドルで歩道を走るランス、後はアムステル・ゴールドレースだと思ったけど、ボーヘルトとともに攻めまくるランス。やっぱり攻める姿は見ていてドキドキ。


偉大なあなたを決して私たちは忘れないでしょう。


でも、


引退後、彼女のツアーに動向するなんて7連覇の偉大な人は実は甘えん坊なのかもね♪



ランス、フォーエバー。